一家ダイニングプロジェクト、「誰でも食材発注」に向けてHANZO 自動発注を導入
AIによる食材の自動発注で店舗の業務を効率化し、生産性の向上を目指す
株式会社Goals(本社:東京都港区、代表取締役:佐崎 傑)が飲食店向けに提供している食材の発注数量を自動で算出する「HANZO 自動発注」は、株式会社一家ダイニングプロジェクト(本社:千葉県市川市、代表取締役社長:武長 太郎、以下 一家ダイニングプロジェクト)が運営する「屋台屋 博多劇場」全45店舗へ2022年11月に導入されました。また2023年3月以降に「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」全店舗への導入を予定しています。
サービス導入により生産性の向上とともに、発注の精度向上・標準化を目指します。
店舗運営において、食材の発注業務は利益や運営効率に直結する重要な業務です。一家ダイニングプロジェクトは新型コロナウイルスの流行を受け、店舗の運営課題改善に着手する中、「HANZO 自動発注」の導入を決定しました。
■一家ダイニングプロジェクトにおける食材発注の課題
業務や労働時間に対する負担の増加
食材ごとの現在在庫や配送スケジュール、過去の発注・売上、天候、イベント情報などを鑑みて需要予測を行うため、熟練担当者への属人化で業務負担が増加。
定量発注が難しい
毎日同量で発注する場合は、メニューの出数やトレンド変化などを加味できず、発注量に過不足が生じるため、店舗・本部での確認作業や手修正が発生。
■「HANZO 自動発注」の導入で目指す効果
誰でも発注
発注の精度向上・標準化で、経験やスキル、役職に依存しない食材発注を可能にし、業務負担軽減に貢献。
発注時間の短縮
毎日30〜40分以上かかっている食材発注を、半分以下の時間に短縮。
在庫数量の適正化
発注忘れや欠品、それに伴う小口購買・店舗間の食材移動の頻度を大幅に低減。
■「HANZO 自動発注」サービス概要
天候に左右される売上増減や、直近の注文傾向なども加味した売上予測を店舗ごとにAIが行い食材の発注量を算出することで、適正な発注を実現するクラウドサービスです。発注時間短縮のほか、発注ミスによる食材不足や過剰在庫を防止し、発注の心理的負担や食材ロス軽減に貢献します。
■一家ダイニングプロジェクト 博多業態 統括料理長 紺谷 圭市様のコメント
自動発注システム「HANZO 自動発注」を導入するにあたって、1番の目的は生産性の向上でした。
コロナ禍が長引く中、働き手も増えていかないのが現状です。その中でも働いてくれているスタッフの労働時間を削減するためにどうしたら良いのか。そこを考えた時に、この自動発注システムを使いこなすことで、生産性の向上を実現出来るのではと考えました。
それに加え、発注精度の適正化や発注忘れなど感覚や経験で行っていたものが、色々なデータに基づき正確に発注をしてくれる。こんなに素晴らしい事はないと思いました。
20年飲食を経験したスタッフが発注しても、1年目の新入社員が発注しても差が出ないという所がまた魅力的です。
その他にも、食材ロスの削減や原価の安定など現場にとっても会社にとってもメリットだらけです。
私たちのこの目標を実現するためには、最初が肝心だと考えております。新しい事を取り入れたり、今まで継続的にやってきた事を変えるという事はかなりの労力を費やします。最初は現場にも負荷はかかってしまいますが、近い将来私たちの目標を実現させるべく取り組んでいきたいと思っています。